さいたま市からUSS東京-現状車コーナーまで、今回の陸送は少し手間がかかる仕事でした。相手は事故車のカローラフィールダー。ヘッドライトはボロボロ、サイドミラーは配線むき出し。
でもまあ、この程度なら何とかなるだろうと気合いを入れて挑みました。
1. 車両状態の確認


まずはざっと車両の状態をチェック。「おっと、なかなかの状態だな」と思いつつも、経験が物を言う場面です。

片方のヘッドライトが完全に破損しており、中の配線がむき出しの状態。写真では破損部分がアップで写っています。

フロント部分の損傷の様子が一目でわかるようになっています。特にフロントバンパーとボンネット周辺の歪みが目立ちます。
右のサイドミラーは根元から完全に欠損。むき出しになった配線が垂れ下がっています。
2. 積載車での準備と固定作業
今回は1台積みの積載車で対応。一人作業なので効率よく進める必要があります。幸い、持ち主が事前に応急処置と養生を済ませてくれていたので、大助かり。
配線固定の確認:むき出しの配線がしっかりテープで固定されているのを確認。
車両の固定作業:積載車のベルトを使い、揺れないようにしっかり固定。これがちょっとしたパズルみたいで、毎回頭を使います。
準備が完了したら、早速出発です。
3. 陸送の道中
さいたま市からUSS東京までは距離的には短いですが、事故車の陸送はやはり気を抜けません。
・安全第一で低速走行 風圧でさらに損傷しないよう、速度を控えめに。後ろの車には少し
我慢してもらいつつ、安全最優先で進みました。
・積載車への誘導 途中で固定部分をチェックし、ズレがないかを確認。慣れているとはいえ、慎重さは欠かせません。
・USS東京での降ろし作業 現地では周囲の車両にぶつけないように慎重に降ろし作業を進めました。やっぱり最後の仕上げも重要です。
~陸送を終えて~
無事にUSS東京に到着した時、「やっぱり慣れてると違うな」と自分に少しだけ満足。固定作業や運転中の注意点もスムーズにこなせました。
事故車陸送は、普通の車両よりも時間や手間がかかりますが、それも含めて楽しい部分。経験を重ねるほど、工夫の幅が広がるのがやりがいです。次回もスムーズに運べるよう、さらに効率化を目指していきたいと思います。
この記事が、同じような仕事をしている方の参考になれば嬉しいです!
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